社員インタビュー ♯01
2026.03.05

私たちウィズコーポレーションのものづくりの裏側には、どんな人たちがいるのか。
個性豊かなスタッフが10の質問に答える、リレー形式の社員インタビューです。
音と光を支える“人”の素顔をご紹介します!
第1回目は、出版営業部の社員へのインタビュー。
長く音の出る絵本に携わってきた社員だからからこそ語れる、ものづくりへの姿勢やこだわりをお届けします。
1.所属と最近の仕事内容を教えてください
営業部で主に出版社様向けの音の出るえほんやしかけえほんを担当しています。
出版社様に限らず、経験や得意分野に合わせて様々なお客様を担当することもあり、また自分の興味のある企画に合ったお客様へ自らアプローチすることもあります。
子ども向けに限らず、幅広いご要望に対応しております。
2.入社何年目ですか?
2008年に入社し、今年で18年目になります。
大学では教職免許を取得し、教師を志していたこともあって、もともと子どもに関わる仕事に関心がありました。
前職では出版社に勤務し、出版物のコンテスト運営に携わっていましたが、「子ども」と「本」に関わる仕事がしたいという思いがあり、
ウィズコーポレーションへの入社を決めました。
また、趣味で習い始めたピアノが保育士試験で生かせることを知り、また教職を志していた頃の知識もあったので、「保育士の免許も取得するぞ!」と一念発起。
仕事と両立しながら勉強を続け、2016年に保育士資格を取得しました。この経験も仕事に関わる上での大きな財産になったと思っています。
その後も子ども向け商品への想いはより深いものになり、この18年間で200点以上のアイテムの企画・製造に携わってきました。
3.今までで一番楽しかった仕事は何ですか?
お経の音声が流れる経本です。
お坊さんの読経を実際に収録させていただき、2種類の宗派の商品を作らせていただきました。
それぞれの各宗派の高僧の方とお会いできて、普段馴染みの無い世界に触れることができて興味深かったです。
収録は香川・京都・兵庫で行いました。
現地のスタジオを探し、椅子に座って収録するのか、座布団で正座していただくのか、お鈴を置くスペースはあるかなど、ご住職にご希望の収録環境を伺いながら準備を進めました。
すべてが初めての経験で、通常とは違う緊張感が漂っていたのを覚えています。
収録当日は、ご住職が袈裟お召しになって、録音ブースでお経を唱えられる姿を間近で見て、「なかなかできない経験をさせてもらっているな…」と感じながら立ち会いました。
紙面の編集やデザインでは、経典をお借りして声の抑揚記号を入れたり、監修のご住職と何度もやり取りを重ねたりしました。
また、モジュールケースには金色の樹脂を使用したのですが、樹脂の流れ(ウェルドライン)が目立ちやすく、思うような仕上がりにならず苦労しました。
玩具などさまざまな金色の樹脂サンプルを探し、工場の協力も得ながら、最終的にはご納得いただける形に仕上げることができました。
当時は大変なこともありましたが、今ではとても楽しかった思い出として心に残っています。
4.今までで一番苦労したこと、またそれをどう乗り越えましたか?
一番苦労したのは「本物の音」にこだわった案件です。
たとえば、金の星社様で最初に手がけた『ドンドン! わっしょい! あっぱれ おまつりたいこえほん』では、太鼓の音声がリアルさに欠けるという、
地元の鳥越神社などお祭りが盛んな下町の出版社様ならではの課題をいただきました。
「本物の太鼓の音を聞いてほしい」と浅草にある太鼓資料館をご紹介いただき、そこからよりリアルな太鼓の音声を表現することができました。
また、交通新聞社様のように、電車の音に強いこだわりをお持ちのプロの方々との音づくりも印象に残っています。
ある電車の音の出るえほんを制作していた際、警笛の音に特徴がある車両だったため、編集さんの「本物の音」への熱いこだわりがあり、その表現に苦労しました。
社内にいるいわゆる”鉄道オタク”の社員の協力のもと、あらゆる角度からの音づくりを行い、最後はご納得いただける商品となりました。
どの案件も大変でしたが、「本物の音」にこだわったことで、ウィズコーポレーションの音の技術を信頼していただき、その後も継続してご発注をいただけるようになりました。
苦労は多かったですが、自信につながる貴重な経験だったと思います。
5.ウィズコーポレーションで働く上でのやりがいは何ですか?
自分がやりたいことを形にできる可能性があることです。
もともと大好きだったテレビ番組があり、その番組の商品をどうしても企画してみたいと思ったことがありました。
どうすれば商品化できるのか、販売ルートも含めてあらゆる可能性を探りました。
そして最終的に出版してくださる出版社様にたどり着き、実際に形にすることができました。
「好き」という気持ちと、あきらめずに動き続けることで、本当に実現できるんだと実感した出来事でした。
収録の際には、その番組に出演されている方にもお会いすることができました。
プロとしての強いこだわりを目の当たりにし、自分ももっと良いものをつくらなければと身が引き締まる思いでした。
そして、商品のレビューで「続編を出してほしい」という声を見つけたときはとても嬉しかったです。
自分の“好き”から始まった企画が、誰かの“好き”につながっていると感じられた瞬間でした。
また、企画から納品まで一括で見ていくことができるので、多岐に渡る商品知識の蓄積が自ずと糧となり、
その知識が別商品で活かせたり、同僚の役に立ったりする時にもやりがいを感じます。
6.子供の時に好きだった本やおもちゃはなんですか?
物心ついた頃から家にあったこともあり、せなけいこさんやディック・ブルーナさんの絵本をよく読んでいました。
せなけいこさんの『ねないこだれだ』は、少し怖いお話ですがとても大好きでした。
子どもの頃から、いわゆるナンセンスというか、少し変わった世界観のものに惹かれていたように思います。
変わっているといえば、おもちゃで遊ぶよりも外遊びのほうが好きだったのですが、
小学生の頃に、地図を片手に父と自転車で出かけ、川をふさいで道にした“暗渠(あんきょ)”を、川の上流に向かった先には何があるんだろう?
という興味の元、ちょっと変わった冒険もしていました。
今思えば、なかなかマニアックな子ども時代だったなと思います(笑)。
7.最近の業界ニュースやトレンドで、気になっていることはありますか?
最近特に目にするシール帳の再ブームですが、私自身も子どもの頃、シールを交換して遊んだり、サイン帳や封筒集めに夢中になったりしていました。
なので、今またシール帳が流行していると聞いてとても興味深いです。
実際に今の子どもたちがどのように遊んでいるのかは気になりますが、紙離れと言われる時代でも、子どもたちはやはり紙のアイテムに熱中するのだなと感じます。
私が子どもだった頃や、もっと昔に人気だった商品が再評価されているのを見て、流行りは形を変えて繰り返され、いつの時代も魅力的なものは生き続けると実感しています。
8.趣味や「推し」はありますか?
歴史的な建造物を見て回るのが好きです。
各時代の個性的な建物や家具のデザインや彫刻などに触れると当時の歴史が今につながっていてロマンを感じます!
■東京都目黒区 『目黒区総合庁舎』
階段の魔術師と言われた村野藤吾のらせん階段やこだわりの装飾が気軽にみられます。
『目黒区総合庁舎』公式サイト
■栃木県宇都宮市 『カトリック松が峰教会』
地元の大谷石を全面に使い、特に内部のステンドグラスとの共演が素晴らしい教会です。
『カトリック松が峰教会』公式サイト
■東京都港区 『綱町三井倶楽部』
三井家の迎賓館として使われ現在は会員しか入れない広大な庭園と洋館ですが、機会があって入ることができその絢爛豪華さにため息がでました。
『綱町三井倶楽部』公式サイト
■愛知県犬山市 『明治村』
明治期の建築を保存展示している野外博物館です。特にかつて東京にあった巨匠フランク・ロイド・ライトによる帝国ホテルの中央玄関の迫力は圧巻です。
9.今後の目標や挑戦したいことを教えてください
各世代にささるヒット商品を生み出したいです。
音の出る絵本は、ウィズコーポレーションの大きな柱として、多くのお客様に愛される存在になりました。
そこに、もう一つ会社を支える柱をつくりたいと思っています。
たとえば、雑貨や文具・日用品など、生活の中にある身近なものに音を組み込んだり、「まさかここに音が!?」と驚いてもらえるような、新しい提案をしてみたいです。
また、営業のアプローチ方法についてもこれまでのように展示会や新規開拓など“足で稼ぐ”方法も大切にしながら、
これまで以上にHPやAIを活かしたWeb起点の新しい営業スタイルも切り拓いていきたいと思っています。
10.最後にウィズコーポレーションをアピールしてください!
ニッチな業界だからこそ、培われたノウハウがたくさんあります!
私が入社した当時には実績のなかった商品も、現在では幅広い種類の商品が制作できるようになりました。
まずはお気軽にご相談ください!
2026/02/26
私たちが、丁寧にサポートいたします!
個性豊かなスタッフ一人ひとりが、それぞれの専門性を活かしながら、商品づくりを丁寧にサポートいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
■次回は玩具事業部の社員インタビューをお届けします。