社員インタビュー #04
2026.06.22

私たちウィズコーポレーションのものづくりの裏側には、どんな人たちがいるのか。
個性豊かなスタッフの素顔に迫る社員インタビューシリーズ。
音と光を支える“人”の素顔をご紹介します!
第4回は、長年にわたりお客様からの各種お問い合わせへの対応、不具合品の修理、そして交換商品の発送などを一手に担い、当社の安心を支え続けてくれたメンテナンス業務のレジェンド社員2名のインタビューです。
今回登場するUさんとMさんは、このたび定年を迎え、惜しまれつつも弊社を卒業することとなりました。
これに伴い、お客様へのより迅速かつ円滑なご案内を実現するため、お客様相談室ではお電話の一次受付に「自動音声ナビ」を導入し、お問い合わせフォーム(メール)を中心とした受付体制へ移行しております。
これまでのお仕事への感謝を込めて、お二人の日々の奮闘と、今だから話せる本音のエピソードをにぎやかな対談形式でお送りします。
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1.メンテナンス業務で一番楽しかったことは何ですか?
M:お電話口でお母様と小さなお子様が一緒にいらっしゃるときの、かわいらしいやりとりを耳にするのが楽しいですね。
お母様が私と話しているのを真似して、横でお子様が「あ、そうですか!」「分かりました!」って小さな声で復唱しているんです。
「直るのかな?私の絵本…」って、心配しちゃって(笑)。
U:すごく気にして、必死になってママの顔を覗き込んでいるんだろうね。
M:「電話するから静かにしててね」って言われているんでしょうね。
ずっと静かにしているんですけど、電話を切る直前に、「なんだって?」ってお子様の声がお電話口から聞こえてくるんです。
どうだったか、気になっているんでしょうね。
それが本当にかわいいんです。
U・M:「なんだって?」(笑)
U:みんな必ず「なんだって?」って言うの。
それがたまらないのよね。
M:あとは、長く遊んでいただいているうちに、電池や電池端子が少しずつ汚れてきてしまって、それが原因で音が出なくなってしまうことがあるんですよね。
なので、「音が出ない」というお問い合わせに対して、その場で電池や電池端子を綿棒で「から拭き」していただくようお願いすることがあるのですが、から拭きを試していただくと、出なかった音が急にパッと出ることがあるんです。
そのときに電話の向こうから「音が出たぁ!」って大喜びする声が聞こえてくると、本当に嬉しくなりますね。
U:「綿棒でお掃除すると直りやすいですよ」とお伝えすると、お母様が「〇〇ちゃん、綿棒取って!」って声をかけて、一緒にお手伝いを始めることもあったりして。
お電話口で「綿棒でネジ開けるの?」「ちがう、ちがう。お掃除するんだって!」なんて会話が聞こえてくるんです(笑)。
中には「これはもう壊れてダメだろうな」と思われているお客様も、から拭きを試していただくと「直りました!ありがとうございました!」と、驚かれることも多いですね。
M:から拭き重要!
U:あとは、新しいお歌や、今の流行りの子ども向けアニメ、キャラクターを知ったり覚えたりすることも楽しいですね。
「あ、今の子どもたちにはこういうものがウケるんだ」と、ほかの職業ではなかなかできない発見があります。
子どもたちと一緒になって絵本を作っているような、そしてその先のケアまでしてあげられているって、なんだか楽しいですよね。
2.今だから話せる、メンテナンス業務で一番苦労したことは何ですか?
M:やっぱり、初期不良や不具合がたくさん発生してしまったときですね。
U:お客様に対して申し訳ないという気持ちと、早く交換対応をして差し上げなければいけないという焦りもあり、精神的にも体力的にも大変でした。
M:なかなかお手洗いにも行けなくて、走って行ったりしていましたよね(笑)。
U:音の出る絵本の製造を始めた初期の頃は、一日に何個も同じ商品の交換対応をすることがありましたが、最近は発売される商品の数が増えているにもかかわらず、不具合はどんどん減っています。
昔のような大きなトラブルがなくなったのは、本当に良かったなと思います。
あとは、これは苦労というか微笑ましいお話でもあるのですが、最初は商品の不具合に関するお問い合わせだったはずが、いつの間にか音の出る絵本全般についてのご説明や、さらには育児に関するお悩み事の相談に発展したりと、なかなか電話を切ることができないこともありました…。
M:お孫さんのお話とかね。
U:それから、ご年配の方向けの商品の場合、電源の入れ方やボタンの位置などを、お電話の言葉だけでご説明するのも難しいんですよね。
液晶画面が角度によって見えづらかったり、モジュール本体の色がエンジ色で、そこに書かれた黒い文字が認識しづらかったり。
お電話の先のお客様の様子がわからない状態で、分かりやすくお伝えするのは本当に大変ですね。
3.お客様対応の際、特に気をつけていたこと、心がけていたことは何ですか?
M:私は、お電話をくださるお客様の「口調」や「話すスピード」に合わせてお話しするようにしています。
早口でお話しされるお客様のときは、そのテンションに遅れないようしっかりついていく。
逆に、ゆっくり丁寧にお話しされる方に対しては、こちらが早口で返してしまうと急かされているように感じさせてしまうので、なるべく相手のペースに合わせてお話しするよう心がけています。
U:あとはやっぱり、お客様の「気持ち」に寄り添うことです。
最初から音が鳴らなかったり、すぐに壊れてしまったりすると、ときにはお怒りの気持ちを持ってお電話してこられる方もいらっしゃいます。
ですので、まずは「せっかくご購入いただいたのに、本当に申し訳ない」という気持ちを持って、お客様の立場になって丁寧にお話を聞くことが、一番大切かなと思っています。
4.一番印象に残っているお客様とのやり取りは何ですか?
M:奥様からのお電話で「主人が機械に詳しいので、電池はもう新しく取り替えました!」とおっしゃられることがあるのですが、詳しくお話を伺っていくと、旦那様が「昨日取り替えた」と言いつつ、実は古い電池のままだったり、電池の向きが逆だったりすることが結構あるんですね。
それでも奥様は旦那様を信頼されているので、最初はなかなかこちらの言葉を受け入れてくださらなくて。
そこを粘り強く「申し訳ありません。念のため、もう一度だけ一緒に電池を見ていただけますか?」とお話をするんです。
そうして実際に奥様が電池を入れ直したりから拭きしたりしていただくと……パッと音が鳴るんですよ!
その瞬間、お電話口の奥様が「……昨夜、主人は一体何をしていたんでしょうね?」って、冷めたトーンで呟かれるんです(笑)。
あぁ、旦那様、帰ったら怒られちゃうなと…。
あの呟きは忘れられないですね。
U:私が一番心に残っているのは、あるお母様からいただいたお電話です。
私たちの音の出る絵本は、障がいを持たれたお子様や、養護学校などでも多く使っていただいているのですが、そのお母様のお子様は言葉を発することが難しく、普段は文字を指差すことで意思を伝えていらっしゃるようでした。
なので、お母様は「録音・再生機能」がついた「あいうえお」の音声が出る商品を探していらっしゃったんですが、通常の商品だと少しボタンが小さくて押しづらいとのことで、「もう少しボタンが大きくて、子どもの力でも押せるものはありませんか?」というご相談でした。
そのとき、お母様がこうおっしゃったんです。
「機械の音でもいいから『お母さん』って言ってくれる音を聞きたいんです。」って。
そのお子様の意思で、「お母さん」って呼んで欲しいって。
お電話を受けながら、胸が熱くなりました。
そんな風に使っていただける商品をもっと手軽に、例えば目線で追うだけで音が鳴るような仕組みなど、私たちにできる形でいつか作れたらいいな、と思いました。
お客様からの生の声ですから、ありがたいです。
5.お客様からいただいた、嬉しかった言葉は何ですか?
M:まずはやっぱり「ありがとう」という言葉ですね。
あとは以前、音の出る絵本で「音が鳴らない」というお問い合わせをいただき、交換対応をしたことがありました。
ですが、新しいものをお届けした後に再度お電話があり、「やっぱり音が出ない」とおっしゃるんです。
詳しくお話を伺いながら、「こちらにスイッチがありますので、ここを押してみてください」とご案内したところ……お電話口で「あぁー! 出たぁー!!」と(笑)。
U:使い方を少し勘違いされていたのよね。
M:「私の使い方が悪かったのね、ごめんなさい、ごめんなさい!」とものすごく恐縮されてしまって。
その後、最初にお手元にあった商品をこちらに送り返してくださったのですが、届いた箱を開けてみたら、商品と一緒に「お菓子」が同封されていたんです!
U:嬉しかった言葉の話なのに、モノ!?(笑)
嬉しかったことで言うと、不具合品の返送の際、一緒にお子様からのお礼のお手紙が同封されていることがあって、あれが本当にかわいらしいの!
まだ字が上手に書けないような小さなお子様からのお手紙なので、「なんて書いてあるんだろう?」ってみんなで読み解く時間も楽しいんです。
お母様からも「大切に、末永く使うように子どもにも教えていきたいと思います」という言葉が添えられていたりすると、胸がキュン!って(笑)。
M:あとは、あるおばあ様からいただいたお電話で、「最初の孫が使っていた古いものなんだけど、直るかしら? その子はもう中学生なんだけど。」というお話もありました。
そんなに長い間、大切に使ってくださっているということ自体驚きですし、本当に嬉しいですよね。
U:お子様が小さい時に使っていた絵本って、たとえ汚れたり傷ついたりしていても、「昔これでよく遊んでいたよね」という、大切にとっておきたい思い出なんですよね。
だからこそ、私たちは昔の商品であっても、修理に使えそうな部品はできる限り保管するようにしています。
何とかして直してあげたい!という気持ちが強いですね。
M:「おもちゃのお医者さん」ですね。
6.趣味や「推し」はありますか?
U:私は、K-POPと韓国ドラマですね!
K-POPは「東方神起」を一番初めに好きになって以来、長く応援していました。
韓国の俳優さんは素敵な方が本当にたくさんいらっしゃるので、作品を観るたびにどんどん好きな人が変わっていってしまうんです。
ドラマや映画もたくさん観たいのですが、今は動画の配信サービスの選択肢が多すぎて、とても観きれないです!
40代以上の方に特におすすめ!
「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」
★おすすめNO.1 韓国映画
主人公を演じる俳優が、子役出身の元K-POPアイドル!演技がうまくてかわいい!!
「王と生きる男」
M:私はステンドグラス作りと、絵手紙と、家庭菜園と、食べる事。あと、キンカツ。
U:キンカツ?
M:菌、菌活!発酵食品です。
お味噌を手作りしたりしています。
そこで今、一番気になっているのが「パラダイス酵母」というものです。
これは、あるリンゴ農園のジュースから偶然発見された天然の酵母菌だそうで、100%のフルーツジュースを継ぎ足していくことで、おうちで菌を育てていくことができるみたいなんですよね。
その酵母をパン作りの発酵に使うと、焼き上がってから時間が経っても、しっとりとした仕上がりになるそうですよ!
7.最後にウィズコーポレーションをアピールしてください!
M:とにかく「楽しい会社」ですね!
私がウィズコーポレーションで働き始めて一番驚いたのが、オフィスのあちこちから常に「音」が聞こえてくることです。
オフィスという場所は静かな空間というイメージがあったのですが、当社の場合は本当にいろいろな場所から様々な音が聞こえてきます。
童謡が聞こえたり、動物の鳴き声がしたり。
聞こえてきた童謡が頭の中でぐるぐる回り始めて、気づいたら鼻歌で歌ってしまっていることもあります(笑)。
なんて楽しい会社なんだろうって思います。
U:何よりもまず「子どもたちに喜んでもらいたい!」という想いを持って商品を作っているからこそ、私たち自身も楽しんで仕事ができているのだと思います。
そして、一番に「安全」で、「お手頃な価格」でありながら、なおかつ「楽しい」という要素をギュッと詰め込んだ商品を長年この業界の第一線で作り続けているということは本当にすごいことですし、とても誇りに思っています。
これからもみんなで力を合わせて、さらに盛り上げていってもらいたいですね。
2026/05/19
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